Tetsuya Kumazaki

WOODY PORTFOLIO

10ヶ国目!めっちゃ好きやでインド!(クンブメーラの情報あり)

2019.01.11
インドに昨日着いて、よほど疲れていたのか、朝までぐっすりだった。
インドはコルカタからデリーの間を列車で移動していく予定だ。
丁度、日本人ゲストハウスの系列店があって、とても助かる。
(サンタナというゲストハウス)

朝、パンやチャイ、スープが食べれる。

※朝食

食べ終わってから、周りの人と話していると、仲良くなって、一緒に観光に行く事になった。

タイバーツを3,000換金すると、6,450ルピーになった。
やっぱり、空港よりも街の方がレートがいいな。と思った。

その後、バブーガート(沐浴用の川)の南側の公園にナガサドゥー(ヒンドゥー教の家を捨てて修行している人、何も持ってない)のキャンプ地があるらしく、そこに行く事になっていた。

ガンガサガール(ガンジス川と海が交わる所)
という毎年1月13〜15にやる祭りで、サドゥーがブースに1人ずつ入っていて、そこでクジャクの羽でおはらいをしてくれるらしい。

その祭りの前にこのコルカタでキャンプをして、待機しているそうだ。

裸にイロリで作った灰を塗っているナガサドゥーたちについての話を聞くと、面白かった。

右手を上げ続ける修行、土に埋められる修行などを行い、仮死状態にできるそう。
他にも、心臓の動きをコントロールできて、1分間に1回しか心臓を動かさない事もできるとか。。。笑
インド人とかのおはらいをして生計を立てていて、とにかく陽気なおじさんたちだ。

その祭りへ向かうバスが出るバス停まで歩いていると、街からはインドの活気が伝わってきた。

※コルカタの街並み

いざ、サドゥーのキャンプ地へ!!
キャンプ地では、カレーや、チャイがただで配給されていて、ゼロ円でお腹いっぱいになった。

凄い人の数で、現地人がほとんどだった。
ナガサドゥーがたくさんいて、お祓いしてもらったり、一緒に写真を撮ってもらったりした。
キャンプしているインド人たちは優しくて、元気をもらった。笑

キャンプ地に着く前には少し沐浴をする人たちも見れて、大満足だった。

※サドゥーキャンプ地等

帰りも、宿まで3キロくらいあったが、歩きながら、街の様子を見て帰った。
クラクションが鳴り止まず、とにかく色んな人がいて、カオスだった。

※コルカタの街並み2

宿に帰って、ゆっくりすると、夜は近くのおススメのケバブみたいなやつを食べた。
インドは思っていたよりご飯美味しいな。

今日一日、むけさん(サドゥーキャンプに写真有り)と行動して、色んな経験ができて充実した日だった。

2019.01.12
この日はゆっくりとしようと思っていたが、せっかくなので、コルカタで有名な「失神カレー」を食べに行く事に。
(美味しすぎて失神するらしい。。。)

サンタナゲストハウスから歩いて15分くらいの所にあって、たしかに、スパイシーでロティ(ナン)も分厚くて美味しかった。

※失神カレー

他にも、ゲストハウスのオーナーさんがここのチャイより美味しいところはないとおススメしてくれたチャイを飲みに行ったりした。

※チャイ

かなりグルメな1日で楽しかった。
インド料理今の所大好きだ。

2019.01.13
朝ご飯を食べて、お昼までゆっくりしていた。
その後、ゲストハウスのみなさんと一緒に、美味しいマンゴーラッシーを飲みに行った。

屋台の火を通してない飲み物は怖いと思って挑戦していなかったが、マンゴーラッシーはめっちゃ美味しかった。
不思議なフルーツも入っていて、面白かった。
新しい味に出会うと旅っていいなと思う。

※マンゴーラッシー

この後、電車に乗って、YouTube企画を撮影に行ったが、かなりディープだった。
これはまた、YouTubeを見てほしい。。。
(ソナガチという所・・・)

帰り道に、映画館があったので、インド映画を観てみた。

※インド映画

途中で休憩(CM)が入るという事を知らず、最後まで観ずに出てきてしまったが、突然踊りだしたり、やけにオーバーな演技や演出は面白かった。
それでも全部で4時間くらいあるって超大作すぎる・・・笑

値段が50ルピー(75円)と格安で、驚いた。
インド映画は地域の言語によって色々違うらしく、1番人気はヒンドゥー映画らしい。

沢山の映画が作られるが、面白くなかったら、すぐに打ち切りになるし、制作費で何億円も出る世界らしく、映画の世界も厳しいみたい。

宿に帰ると、宿で晩飯を注文できたので、チキンカレーを食べた。昼もカレーだったし、インドに来てからカレーばかり食べている。笑
もう本場の美味しいインドカレーを食べるというやりたい事リストは消せたかな。笑

2019.01.14
コルカタからバラナシへ移動する日だ。
チェックアウトの12時までゆっくりしてから、ゲストハウスで出逢った人と一緒に、駅へ向かった。

駅はかなり広くて、人も多かった。
商売する人、物乞いする人、寝てる人、色んな格好をした人達、沢山の犬、、、とかなりカオスだった。

※コルカタのハウラー駅

電車が来ると、スリーパーという1番安い場所の人達は凄い勢いで電車に乗り込んでいた。
僕らは、A3という、スリーパーよりも1つ上のランクの車両だったので、思っていたよりもゆったり快適に過ごすことができた。

※電車で食べたご飯

それでも、20時間くらいの電車旅はきついと思う笑
今まで乗ってきたバスよりは楽だけど。。。

途中で座席の下に殺虫剤まいたり、大音量で音楽流してる人や、電話を大声でしてる人も沢山いた。
あと、床に落ちてるゴミをモップでかき集めてたりもした。
クーラーが効きすぎて寒いのは辛かった。

インドではそれが普通。
郷に入ったら郷に従え。という事で、そーゆー事もインドでは楽しんでいる。

やっぱり人の鬱陶しさはたまに凄いなと思うけど笑
コルカタはまだまだマシな方らしく、これから行く、バラナシ、デリーと、どんどんウザくなっていくらしい。笑

それはそれで楽しみだ。笑

2019.01.15
朝、バラナシ駅に到着。
長い電車移動が終わった。
電車の外に出ると結構寒い。。。

早速リキシャのオヤジ達と値段交渉を開始した。
インドのオヤジ達は全員グルになってぼったくってくるらしい。
初めは2人で300ルピーと言っていたが、交渉していくと、2人で150ルピー(約230円)という所まで安くなった。

何人かのオヤジ達に囲まれつつ、その値段でも渋っていると、偶然通りかかったインド人(誠実そう)に事情を聞かれ、相場を聞くと、それで合ってると言ってくれた。
ありがとうと握手をしてリキシャに乗った。

後々知ったのだが、相場は大体30ルピーとからしい笑笑
あの人もグルだったのか??笑
そんな所も楽しいのがインドだ。

宿から2キロくらい離れた所で交通規制(人や牛が多すぎて)があるので、そこで降りた。

宿まで歩いていると、コルカタとは違い、めちゃくちゃ沢山の牛や犬がいて、そのウンコを頑張って避けながら行かなければいけなかった。
人も多いし、バイクや自転車もクラクションを鳴らしながらスレスレを通っていく。

コルカタよりも歩くの大変だなあ、、、
と思った。

宿に着き、チェックインすると、ドミトリールームに1人の男性がいた。

名前はサイトウさん。

一緒にクンブメーラという祭りに行こうという事になり、AM11:30頃に宿を出た。

ウーバーを呼んでくださったので、1人片道600ルピー(約1,000円)で行けることに。
バラナシから車で3時間くらい離れたアラハバートという街まで行く必要があった。

最初、ウーバーのドライバーと合流するのに時間がかかった上、最終的にアラハバートまでは行けないと言い出して、別のウーバードライバーを呼ぶことになった。

2回目のウーバードライバーはちゃんとしていたので良かったが。

渋滞もあり、アラハバートに16時頃着いた。
それでも、近くまで行くのに何回もゲートで足止めされて、やっと近くの橋に着いた頃には太陽はもう沈みかけていた。

サドゥーのいるキャンプ地までもうすぐだと思ったが、ここからも大変だった。
橋を歩いて渡り、リキシャで船乗り場まで行き、時間外だったので、高い手漕ぎボートに乗って、さらに橋を渡り、、、、
と、サドゥーのキャンプ地に着いたのはPM6時だった。

祭り初日という事で、まだまだ人が少ないようだった。
後で知ったが、沐浴で盛り上がるのが午前から昼にかけてらしく、それぐらいに行くのがベストだそうだ。
これはキャンプしないと無理だな。笑

それでもサドゥーの方はよく見かけるし、キャンプしているテントの中も入れた。

※テントの中

インドの人たちは、カメラを向けると、撮って欲しかった!って感じでニコニコしてくれたり、立ち止まってくれたりする。

外国人が珍しいのか、セルフィーを求められたりもした。

可愛らしい人達だなと思う。

※クンブメーラにて

この日はPM8時くらいにタクシーに乗って宿に向かい出した。
YouTubeで前回のクンブメーラ(2013年)の映像を見ると、ナガサドゥーの沐浴シーンも見たくなるが、これ目的で来ないと大変な祭りかもしれない笑

2019.01.16
列車移動からのクンブメーラでかなり疲れていたプラスバラナシが寒くてよく眠れなかったのもあり、少し体調を崩した。
それでも許容範囲なので、偶然バラナシにいる日本で出逢った友達と再会することにした。

彼の名前はゆうき。
ガンジス川に行って、火葬場を見たり、色んなグルメ料理を楽しんだ。

火葬場では、白装束の死体が運ばれてきて、燃やされていた。
そこに女の人はいない。なぜかと言うと、女の人は泣いてしまうかららしい。
ガンジス川の火葬場で灰になり、骨や灰を川に流す。

そうすると、輪廻転生からの解脱がされると信じられているらしい。
多くの人々がこの地に死ににくる。

死は泣くものじゃない。

沢木耕太郎の深夜特急で火葬場の話があったのを思い出した。
もう何年も前の話だけど、時は流れて、今同じ場所に立っていると思うと不思議な感覚だった。

インドグルメはまず、レモンラッシーから始まった。

※レモンラッシー

韓国人が多い店で、めっちゃ美味かった!
BABAラッシーというお店だ。行ってみてほしい!
ラッシーはヨーグルトみたいな感じだった!

その次に、ドーサというパリパリのやつにカレーをつけて食べた。
インドに来ると、カレーばっかになるのに、何故か毎日食べたくなる。

※ドーサ

そしてその後に、甘い空気を食べた。
その甘い空気と言われる食べ物の名前はマライオだ。
マライオは食べるとすぐ溶けてしまう。
最後にプリンみたいな味がする液を入れてくれるので、二度楽しめる。
これは冬にしかないらしい。

※マライオ

この後も、またラッシー食べたり、サモサ食べたり、最高だった!

ゆうきも世界を旅していて、色々聞けて面白かった!

夜は宿のご飯でオクラ丼を食べた。
いつぶりだろう。。。
美味しかった!

※オクラ丼

この日は体力を戻すために暖かくして早めに寝た。

2019.01.17
朝はやっぱり寒い。。。
でも、防寒アルミシートとウルトラライトダウンであったかく寝ることができた。
体調は良くなってきた。

昼からバラナシの大学に行く事になった。
ガンジス川沿いを歩いていると、蛇使いや、沐浴する人、洗濯、凧揚げ、泳ぐ子供達、火葬場で準備される死体、と色々と見れるから、色々と考えれて良い。

結局5,6キロ歩いてやっと着いた大学はとにかく広かった。

※バラナシの大学

中を2キロくらい歩くと、大きな寺があった。

※大学内の寺

寺では、日本人が珍しいのか、セルフィーを頼まれた。(クンブメーラもそうだった)

※インドの学生たち

インドの人は可愛らしいから好きだ。
(もちろんうっとうしい人もたくさん)

そういえば、道を聞いた学生が、好青年で、英語もしっかりと話してくれたから分かりやすかった。
もっと英語で世界の人と話せるようにしたいと思った。

帰りはリキシャで帰り、少しブラブラしてから宿に戻った。
今、インドの日本人宿に日本人が少なくて、暇かなと思っていたが、歩くだけで面白いインドは好きだ。

また明日はどんな人が見れるのか楽しみだ。

2019.01.18
朝の寒さに慣れてきて、スッキリと起きれた。
体調も回復してきたし、インドでお腹も壊していない。むしろ調子が良い。

何だかんだのんびりした日がなかったので、今日は夕方までのんびりする事にした。

やっぱりクンブメーラを諦められないので、アラハバートの宿(多分仮設のテント)を予約して、行き帰りの電車を予約した。

それだけで既に、4,500円くらいなので、結局色々使って6,7千円くらいは使うと思うが、それでもいいと思う。
完全燃焼したい。やる気出てきた。

夕方に、ガンジス川で夜やっているガンジス川に祈る祭りみたいなのに行ってみた。

日が沈むまで歌っているおじさん達がいた。

※おじさん達

※夕方のガンジス川

夜になり、祈りが始まるまで写真を撮って、ひと段落してゆっくりしていた。

となりに座っていたインド人に話しかけてみると、23歳の学生で英語のクラスに所属していて、近い将来、日本でビジネスしたいという人だった。
たくさん話すうちに仲良くなり、別れ際には、フレンドシップにと女神の仏像をもらった。笑

結構、使われた感があって、大切にしないととおもったし、嬉しかった。
にしてもまあまあ重いんだよなあ。。。笑

※イーシャンと仏像

夜の祭典は独特の雰囲気があって、リラックスできた。

※夜の祭典

帰りに、夜飯で食べたカレーが辛すぎて、この日は撃沈した。笑

2019.01.19
とにかく、この日はゆっくりしていた。
深夜から電車に乗ってアラハバートに向かう事もあって、体力を温存したかった。

朝飯食べて、アニメ見て、編集して、歩いて1.6キロくらいのスーパーで消耗品を買って、夜飯は宿のメニューのものを食べて、、、という感じで夜になった。

宿では、昼からおじさん達が呑んでいて、羨ましいなあと思ったり、おばさんが、4万円盗られたと言っていて、気をつけなきゃと思ったりしていた。。。
早めにお風呂に入って寝ようと思い、風呂に入ったが、丁度、ガス切れになって、凍えたのがいい思い出だ。笑

少し悪いことは続いて、昼から呑んでいたお兄さんが部屋で吐いてしまったり、寝ているときに、水を吐いたりしていて、なかなか寝れなかった。。。
でも、寝坊しなかったからいい事にしよう。

2019.01.20
AM3時に宿を出て、リキシャでバラナシ駅まで向かった。
駅では床にめっちゃ人が寝ていた。

※駅の様子

インド人ばかりで、外国人の僕はめっちゃ見られるのでiPhone等を使うのが怖かった。
電車を待っていると、英語は話せないけど、可愛らしいインド人2人がセルフィーを求めてきた。

※インド人2人と

一生懸命電車について案内してくれた。
少し疑ってしまったのが恥ずかしいくらいだ。

プラットフォームでも人は寝ていた。

※プラットフォーム

電車が来て、いざ自分のシートに行くと、知らないインド人が寝ていた。

これは、スリーパークラス(下の方のクラスの電車)ではあるあるなので、おー、本当に寝てるーと思った。

どいてもらって、そこで寝初めたが、まず、臭い。
多分、窓の外から入る外気だと思う。

電車が速く走れば走るほど隙間風が冷たかった。

スリーパークラスは毛布がないので、保温アルミシートを使って、ギリギリしのげた。

朝、アラハバートに近づくと、各駅停車みたいになって、ずっと停車中の車内には、チャイを売る男達が「チャイー、チャイー!」と言っていた。
8:40着のはずが、2時間以上遅れて到着した。

早く会場に着きたかったので少し焦っていた。
隣のインド人のカップルに色々聞いていると、クンブメーラまでのカブを捕まえてあげると言ってくれた。

電車から降り、駅から少し離れた大通りまで歩くと、男性の方が、何台か聞いてまわってくれて、25ルピー(50円しない)で会場まで行ける事になった。
セルフィーは撮れなかったが、いい人と巡り会えた事に感謝だ。

カブに乗って会場へ向かっている途中に乗ってきた夫婦に、何気なくクンブメーラに行くか聞いてみた。
すると、クンブメーラに行くという事で、一緒に行こうと言ってくれた。

ご夫婦と一緒に会場を回った。
旦那さんのワラは保険会社で働いていて、奥さんのプノンは大学教授だった。

2人とも英語が話せて、クンブメーラについて色々教えてくれたし、自分一人では絶対行けなかった所へ連れて行ってくれて、いい経験になった。

途中で、チャイを奢ってもらったり、船に乗るときも、現地人価格で交渉してくれた。
本当に2人に出逢えて良かった。

※ワラとプノン

明日の日の入りにサドゥー達が大量に集まって、勢い良く沐浴する時なので、今日は、夕方に宿にチェックインして、休む事にした。

※クンブメーラ1日目

宿は仮設で出来ていて、キャンプ地にいる感じが面白かった。

※宿

そして、めっちゃ蚊に刺された。。。
冬だってのに。。。笑

明日の朝に備えて、仮眠をとった。

2019.01.21
AM3:30に起きて、会場のサンガンというガート(沐浴する所)まで歩いて行った。

3〜4kmの予定だったが、途中で道を間違えて、2km余分に走った。。。

そんなこんなでガートに着いたが、お目当てのナガサドゥーがいない。。。
(普通のサドゥーと違って全身に灰を塗ってる)

ナガサドゥーが列をなしている所が見たいのだ!!!

そう思い、沐浴していた人に聞いてみると、近くの橋を渡って右だ!と言うので、走って向かった。

走る理由は、日の出とともに沐浴すると聞いていたからだ。

軽く2km近く走った先にあったガートは、霧と煙で何も見えなかった。
そこにナガサドゥーはいなかった。

※霧とガート

そこで、またその場の警官に聞くと、最初に行ったサンガンに来ると言う。

インド人は適当だなあ!とまた走って引き返していると、白人男性の姿が見えたので、一か八か話しかけてみた。

イタリア出身の彼はグループで移動していて、ガイドがついていた。
そして、霧の深いガートに来るんじゃないかと言っていて、信じてついていく事に。

彼はとても優しく、日本で座禅や剣道の勉強をしていたらしい。

彼らのグループと一緒に居たから撮れた写真もたくさんあった。
有難い事だと思う。

そこで写真を撮っていたが、ナガサドゥーがくる気配がないのでまた近くの警備員に聞くと、やっぱりサンガンだと言う。

もー日が昇る!!!
という事で走っていると、途中で明るくなりだした。

サンガンに着くと、ナガサドゥーはいないが、もの凄い量の人が沐浴のために並んでいた。
せっかくなので、ガートまで頑張って行って写真を撮った。

※サンガン

あとあと警備員に聞くと、この日はナガサドゥーは来ないそうだ。笑

1/15と2/04に沐浴するらしい。。。

朝からトータル10kmは動き回ったが、結果、この日は来ないという事で、めっちゃへこんだ。笑

とりあえずチャイを買って一息ついた。
落ち込んでいたが、インド人にセルフィーを求められて、撮って、家族の写真を撮って、、、と繰り返していると元気が出てきた。

※元気をくれた家族

朝日とガンジス川、沐浴する人、サドゥー達を撮っていると、1人の日本人女性らしき人がいたので話しかけてみた。

その女性は日本人だった!
クンブメーラで日本人と会ったのは初めてだった。

そのまま流れで一緒に行動する事に。

その女性の名前はあかりさん。
世界中を約4年旅している。

ちなみに15日のクンブメーラで、ナガサドゥーの行進を見れたらしく、動画も撮っていた。

初めに、サドゥーの中でも、ずっと右手を上げ続ける修行をしているサドゥーの家に行く事になった。

会場にはフリーフードで、チャイやカレーを無料で食べれる場所が沢山ある。
朝から、みんな列を作っていた。
そこで僕らもチャイを飲んだり、ご飯を食べたりした。

※配給されるご飯

食べ放題なので、お腹いっぱい食べれる。
チャイも何杯飲んだか分からない。笑

みんなにも、インドに来たらチャイは怖がらずに飲んで欲しい。
僕も初めは怖かったが、今では大好きになった。

ご飯を食べていると、ジャーナリストだと名乗る男性に話しかけられた。
英語は聞き取りにくいが、このクンブメーラを外国人目線でみた感想が欲しいらしく、インタビューを頼まれた。

時間がかかりそうだったので断っていたが、5分だけと言うので付いていってみた。
案の定、30分以上はかかった。笑

それでも、途中で色んな景色や人を見れたので良かった。

※インタビュー

※途中で見た面白い格好の人たち

インタビューが終わって、やっと右手のサドゥーが住む家に行けた。
(ワラとプノンに昨日場所を教えてもらっていた)

※右手をあげる修行のサドゥーの家

その家の近くにいた人達に、そのサドゥーがいるか聞いても、いると言ったり、いないと言ったりで分からなかった。
そこで、道に出て、英語がわかるインド人を見つけて聞くことにした。

英語のわかるインド人に翻訳してもらった結果、修行していたサドゥーは10年前にお亡くなりになったそうだ。
家だけ会場にあるみたい。笑

その家で会ったサドゥーもめっちゃ良い人だった。

※その家付近にて

翻訳をしてくれたインド人が、良いところがあるからと、3㎞程歩いた先にあるアシュラム(施設みたいな)に連れて行ってくれた。
そのアシュラムには昨日の夕方のガートで話しかけられた英語ぺらぺらの子もいて、どうやら先生(センセー)とその子達が呼ぶ人が英語やらなんやらを教えているようだった。
ギータという宗教らしく、ご飯を食べさせてもらったり、ギータの教えの本(日本語)をもらったりして、みんな優しくもてなしてくれた。
宗教は、教育も絡んでくるので良いものだと思った。

※ギータの本をくれた人たち

※アシュラムにて

印象的だったのが、ご飯を配ってもらっている時に、水を自分の足元にこぼしてしまった人がいて、その人が頭に巻いていたスカーフで拭いてくれた。
自己犠牲の精神というか、ゲストに対する姿勢というか、優しいなと感動した。

アシュラムをでて、来た道を戻っている時に、別のアシュラムを見つけたので入ってみた。
そこにいるサドゥーのおじちゃん達も優しくて可愛らしかったので、めっちゃ癒された。笑

特に、カメラを向けた時に、首にかけていたカードの裏表を急いで直していたのは可愛かった。笑
サドゥーもおそらく、信仰の違いとかで服装が違ってくるみたいで、ここのおじちゃんは毛布をオシャレに着こなしていた。
サービス精神旺盛で、糸を編むところも見せてくれた。

※別のアシュラムにて

そこを出て歩いていると、あかりさんが美味しいヨーグルトがあるから食べて欲しいと奢ってくれた。

※ヨーグルト

ヨーグルトよりも固めで、チーズケーキとヨーグルトの間みたいな味がして美味しかった。

その後に、壁のペイントがカッコイイお寺に行ってみた。

そこにいたサドゥーがやけに写真を撮ってくれというので撮っていると、撮り終わってから、胸元に入っていた1枚の写真(そのサドゥーが写っている)を見せてきて、写真をくれと言ってきた。
こういう時に、チェキみたいなものが会ったらなと思った。
思い出が残したかったんだろうな。。。
チップを渡してお別れした。

※壁がカッコイイ寺にて

時刻はもうPM5時を過ぎていた。
もともとあかりさんはAM10時頃には帰るつもりだったらしいが、ここまで一緒に回ってくれたので感謝である。
あかりさんとお別れをした。

※あかりさんと

バラナシに戻る電車が21:10発だったのと、駅まで7㎞程あったので、会場を出て、街を少しみるくらいの距離は歩くことにした。
会場を出るまでも、結構歩き回って、写真を撮って時間を潰した。
会場を出る頃には、少し寂しさを感じていた。

日中は半袖でも暑いくらいだったのに、日が沈み、肌寒くなっていた。

※クンブメーラ2日目に撮った写真

写真は多過ぎて載せれないものもたくさん(今回に限らずいつもだけど笑)あるけど、帰ったら現像して部屋にでも飾りたいと思っている。

街はバラナシやコルカタよりも規模は小さくて、生活感がある感じだった。
街にあったお店で夜ご飯を食べる事にした。

相席になったインド人の男性が銀行で働いていて、英語を普段から仕事で使っているらしく、ペラペラだった。
おかげで食事中に会話できて楽しかった。
面白いなと思ったのが、ヒンドゥーの人は、旅人を尊敬し、ゲストやお客様を神様だと思い、接するらしい。
日本っぽいなと思った。

あと、僕の英語はジャパニーズ英語が混ざっているので時々分からないらしい。笑
頑張って勉強します。笑

ご飯を食べ終わると、駅までのカブを捕まえてくれて、値段交渉もしてくれた。
本当にイイ人だった。

インドに来る前に、騙してくるから気をつけた方がイイと聞いていて、確かに、ぼったくろうとしてくるインド人には注意が必要だけど、一般人は基本的に優しいし、愛嬌があって可愛らしい。

少し前まで、人間不信になっていた時もあったけど、必ず尊敬できる人達はどの国にもいるのだから、自分も日本人として、この地球に貢献したいと思った。

帰りの電車は行きのスリーパークラスと比べてランクの高い2Aクラスだったので、乗車ではずっと爆睡できた。
一瞬でバラナシに帰ってきた感覚だった。

宿についたのはAM1時頃だったが、サンタナバラナシのスタッフは優しくて、ドアを開けて、チェックインさせてくれた。
2日感無理したのもあって、体調が悪かったのと、疲れで、そのまま爆睡した。

2019.01.22
朝目覚めて、宿の朝食を食べるというリズムが久しぶりだった。
風呂に久しぶりに入って、洗濯をして、めっちゃスッキリした。笑

機材や荷物を整理したり、ブログを書き進めたり、作業中心だったが、ゆっくりと休めたのでよかった。

クンブメーラは毎年やっているらしく、今年は6年に一度の規模のデカさで、さらに6年後には「マハ・クンブメーラ」という12年に一度の一番でかいクンブメーラが開催されるらしい。
ナガサドゥーの行進は見れなかったが、もう充分満足したので、多分行かないと思うけど。笑

とにかくいい経験になったし、サドゥー含め、インド人がさらに好きになったお祭りだった。

ここで、クンブメーラで写真を撮ってくれと言ってきた(何故か写りたがるインド人が多い笑)インド人たちの写真を載せようと思う。

※クンブメーラの撮ったインド人たち

このブログを読んでインドに行きたくなれば嬉しい。本当におすすめ。
まだインド旅は続くので、続きを楽しみにしていて欲しい。

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