香川県高松市のコンビニで徳島方面とスケッチブックを掲げていた。
すると、駐車場から声がかかった。
「乗ってきますか?」
若いお兄さんだった。車に乗ると、助手席に女の人も。
お二人はこれから時間があるので徳島までドライブついでに乗せてくれるという。
予定を僕に合わせてくださるなんて、、、優しすぎる。。。
徳島へ向かっていると、香川県のうどんを食べたかという話になった。
僕は食べたが、290円のかけうどんですと答えた。
すると、香川県はうどんと一緒におでんも食べるんよ!
とおでんとうどんをご馳走してくださった。
そのまま徳島市へ突入。香川県は和三盆も有名だよとコンビニで買って頂いたりしながら、食について楽しく話していた。
もうすぐ市内だというところであることに気づく。
「あれ、ゴープロがない。」
「すみません、カメラをさっきのうどん屋さんに忘れました!!」
さっきのうどん屋さんまでは1時間は戻ってしまう。
にも関わらず、お兄さんとお姉さんは「いいよいいよ、わざとじゃないし。」とわざわざ戻ってくださった。
そのため、余分に運転させてしまったが、道中楽しく会話ができたのでよかったと思う。
さらに、徳島市のゲストハウスを探したが、満員だったと伝えると、お姉さんがじゃらんで9時間宿泊の温泉スパ2500円というのを見つけてくださり、さらにさらにじゃらんのポイント500円分を使って、2000円にしてくださった。
そのおかげさまで、3月29日は体調回復ができた。本当に助かりました。。。
※徳島市までご一緒したお兄さんとお姉さん
そして3月30日。
AM7:00にチェックアウトを済ませ、僕は1時間の徒歩移動を開始した。
目的地は徳島に来てどこか観光したいと思い、近くにあった観光地がそこだったからだ。
名前は「徳島県立阿波十朗兵屋敷」である。
そんな気持ちで観光に行ったが、想像以上に感激した。
昔からの伝統であり、その文化を無くさないようにと、今もアマチュアのおじさんおばさんを中心に毎日2回公演をしているそうだ。
そのおかげで僕も見ることができた。
PVを公演前に観たが、その人形劇を徳島の幅広い年齢層の人々が愛し、公演を観て涙するおじいさんおばあさんが映っていた。
映像に残すということの魅力を再認識したし、日本の伝統や文化の素晴らしさを知ることをこれから忘れずに勉強したい。
また、淡路島から入って来た文化ということで、プロの公演を一度見たいと思った。
※阿波人形浄瑠璃
徳島に来れてよかった。
もう心置きなく高知県を目指していける。
そう思ったので、インターの側のコンビニまで歩き、ヒッチハイクを開始した。
高知県には親戚の家があるため、今日はそこを目指そう。。
ここまで順調。
僕はまた、これから出逢う人がどんな人たちなのか楽しみにしながら、好きな音楽を聴きつつ、スケッチブックを掲げた。
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