Tetsuya Kumazaki

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故郷を離れ待っていた出逢いと別れ。

2018年3月7日。

僕は仕事を辞めた。

「世界一周に行きたいです!!!」

税理士事務所は確定申告でこの時期は忙しい。
個人事業主は3月15日までに確定申告が待っているからだ。

その忙しい中、急に辞めたいと言い出した若者を
送り出してくれた事務所の先輩方には本当に感謝している。

旅をすることに関して、親は反対していた。
そこを最終的に許してくれた親にも感謝している。

※会社のお別れ会

※日本一周前の親との写真

なぜ、3月末まで働かなかったのか。

理由は1つだけある。

TABIPPOという旅を促進する団体が開催しているバックパックフェスタという
イベントに参加した際に当たった割引券を使うためだ。

なんの割引券か。
OPETSが開催する3月9日〜13日まで開催される英語合宿だ。

何かに惹かれて、行くしかないと思った。
直感型の人生にしたかった。

3/7に退職し、3/9に長崎で合宿。
なるべくお金は使いたくなかったが、新幹線を使うほかなかった。

一人暮らしをしていたため、3/8だけ実家で準備し、
短い家族の安心感を味わった。

予想以上にバックパックは重たかった。
荷物を持って来すぎた。きっと寂しかったから。

寂しさを押さえて、新幹線に乗り込んだ。
到着時刻は24時。博多駅は寒かった。

明日の午前9時に博多駅集合。そこから合宿をする長崎へ
移動をするという流れだった。

あと9時間ある。

一つ挑戦をしよう。そう思っていた。

それは「野宿」だ。

世界一周を控える僕は日本一周にお金をかけられない。
だから野宿は当たり前だ。そう思っているからだ。

博多駅ではさすがに寝れなかった。警備員が近付いて来て、
「君、何してるの?」
日本はなんて旅人に厳しいのだ。

寝床を探し回り、見つけた銀行の前の少しのスペース。

そこで座って時を待つことにした。

だが、30分に一度は目が覚める。
本当に寒すぎる。辛すぎる。

なんとか、朝の5時までは耐え抜いた。
朝の6時にマックがオープンする。そこで休憩をしよう。
そこに希望を持ち、ひたすら目をつむっていた。

そんな精神状態で迎えた3/9の合宿初日は正直大変だった。
オールイングリッシュで僕は一番英語を話せなかった。

だが、次第にコツを掴み、話せるようになっていった。
英語という言語はなんでもPositiveに変えてくれる
素晴らしい言語だと思った。

仲間との日々もかけがえのない時間で、夢のようだった。
また会おう。

英語はもちろんだが、人生においてとても大切なことに気づけた
合宿だったと心から思う。本当に寂しい。

今日は合宿が終わり、日本一周に飛び出た初日。

福岡県博多市から南下し、熊本を目指した。

移動手段はお金がないので、ヒッチハイク。
朝の10時頃にスタートをし、夕方の4時ころに熊本城に到着。

とても順調だった。

ヒッチハイクで乗せていただいた方々は今回は二人。

一人目は同い年の青年で、僕と同じように夏から世界一周へ旅立つそうだ。
なんという奇跡!!!感激した。僕は旅に出ていることが間違っていない気がした。
彼は世界の建築物を巡る旅をするそうだ。
また、アジアで会おう。そう約束をした。

二人めは60歳のおじいさん。
ベトナムの若者と日本の中小企業とマッチングさせる仕事をされている。
若者に自分の経験を少しでも分けてあげたいという心に感動した。
偶然あった大学生のヒッチハイカーと共に熊本まで送ってくださった。
ありがとうございました。

今日からがスタート。
今は1泊3000円のゲストハウスに泊まり、このブログを書いている。

楽しくなる。大変な分だけ、幸せは増幅する。

旅することで学ぶこと。それは当たり前のことかもしれない。

平和ボケしている日本ではなかなか感じれないことだ。
若き時代。今は冒険をする時代。僕の青春である。

熊本のラーメンで今日は締める事にしよう。
おやすみなさい。

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