Tetsuya Kumazaki

WOODY PORTFOLIO

最後の地。舞台はパタゴニアへ。【アルゼンチン フィッツロイ セロトーレ ペリトモレノ・チリ サンティアゴ】

2019.08.23

PM2時頃にチリのカラマに到着。

途中で見た山や荒野は今まで見た景色のどこかに似ていた。

※バスより

バスから見ていた景色は広大な荒野と岩山がメインだったのでこんな場所に街があるのかなと思っていたが、カラマは雰囲気の良い小さな街で気に入った。

ご飯は平均800円くらいするし、質もまあまあだったので長居はできない印象だったけど、食べていた時に絡んできたおじさんも良い人だったし、雰囲気は良い。

軽く散歩して教会に行った。

※教会

宿では色々今後の予定を決めて航空券買ったり、あいのりを見たりしていた。明日はサンティアゴへ移動なのでまだ気は抜けない。

2019.08.24

朝は宿のバルコニーで最近はまっている中田敦彦のYouTubeを見ていた。12時にチェックアウトをして、ウーバーで空港へ。

偶然、ボリビアのデスロードで一緒だった香港人のサムと宿で再会していたので、一緒に空港へ向かった。

※サムと

無事にサンティアゴ行の飛行機に乗れて一安心。毎回飛行機に乗る時は何か起きるので心配になる。笑

サンティアゴの空港からバスや地下鉄を乗り継いでplaza de armasという宿へ。plaza de armas駅の周りは広場や教会があって観光地だった。

見た感じ、沢山お店はあったし、ご飯はカラマよりも安く済みそうかなと思った。

夜ご飯は、ブログに書いてあったアジア人街まで歩き、寿司を食べた。ここもボリビアのラパスと同様酢飯じゃないしカルフォルニアロールだったけど。笑

帰ってシャワーを浴び、清潔感のある宿でリラックスもできたので、久しぶりにぐっすりと眠れた。

2019.08.25

宿の朝食はグッド。

今日はサンティアゴの街を観光した。

まずは宿の近くの広場と教会へ。教会は落ち着くし美しいから好きだ。

※広場と教会

次に地下鉄に乗ってから少し歩き、動物園のある山へ。

ゴンドラに乗ってまずは山の頂上へ。

※ゴンドラ

頂上にはブラジルのキリスト像みたく、マリア像があった。

頂上から見る街並みは綺麗だった。

特にアンデス山脈も見えてよかった。

※山の頂上より

次は動物園。沢山の珍しい動物が見れて満足。

※動物

帰りは歩いて海鮮市場へ。

そこではお皿いっぱいのウニを食べた。

ウニを口に入れると海の匂いがバッと広がって癖の強さにビックリしたけど美味しかった。

※海鮮

何だかんだで宿に帰ったのは夕方だったし、その後あいのりを見ていたらもう1日が終わった。

充実した分疲れたけど、明日も頑張ろう。

2019.08.26

朝食の後、すぐに出発。

朝からワインツアーに参加した。

ツアーは全部スペイン語でよく分からなかったけど、最後に色んなワインを呑めてやっぱりワインは良いなと思ったし、酔いが気持ちよかった。

※ワインツアー

日本でもチリワインは安く買えるっぽいし、帰ってからも呑みたいな。

宿で少し待機してから地下鉄とバスで空港へ。

まずはその日のうちにアルゼンチンのブエノスアイレスへ飛んだ。

2019.08.27

最後の国アルゼンチン。(26ヶ国目)

ブエノスアイレスの国際線の空港から国内線の空港へタクシーで移動。

深夜で空港のタクシーだから高いかと思っていたけど1人当たり1,350ペソ(12ドルくらい)で済んだからラッキーだった。

ブエノスアイレスからエルカラファテ(パタゴニア)へ行く飛行機がAM5:30発なので、空港でオールでしんどかった。

朝早くから3時間くらい飛行機に乗っていたが、爆睡していて一瞬だった。

空港のそばには雪山がたくさんあり、一面白の世界だった。

※飛行機より

エルカラファテの空港からタクシーで宿へ向かう途中、雪をかぶった山々と綺麗な湖が見えて美しいなと思った。

目星をつけていた宿が2件ともなぜか閉まっていてビックリしたが、適当に近くの宿を訪ねると1泊300ペソ(5ドルくらい)で泊まれたので良かった。

エルカラファテはすごく落ち着いた雰囲気で、町自体も綺麗だから、アイスランドやスイスもこんな感じなのかなと思った。

かなり移動で疲れていたらしくこの日は爆睡。

2019.08.28

午前にブログ更新をして、昼ごはんを探しに町へ。

何だかんだ800円くらいするので、相方とピザを1枚頼んで半分ずつ食べる事にした。

モッツァレラチーズと熱いパン生地でお腹いっぱいになるし、1人400円くらいで済むので節約出来そうだ。

明日、世界遺産のペリトモレノ氷河へ行くツアーを申し込み、夜ご飯用でリンゴ3つだけスーパーで買って宿に帰った。

パタゴニアには大きな犬が沢山いて可愛い。犬が飼いたくなる。

※店の前に犬

夕方に空港から町に来る時見た綺麗な湖へ歩いて行ったが、湖の近くまでは行けず、突風すぎてすぐに帰った。

雪山はすごく綺麗なんだけど。

※湖付近にて

2019.08.29

AM9時にバンがピックアップに来た。

ガイドさんが英語話せて、色々と道中説明してくれていたけどリスニング出来なくて分からなかった。笑

まずはゲートまで向かう。途中、昨日見れなかった湖や綺麗な山々がもう既に絶景だった。

※道中

ゲートに着くと、1人800ペソ支払い、トイレを済ませ、さらに進んだ。

するとペリトモレノ氷河が遠目に見えた!

※最初のビューポイント

遠目からでもその壮大さが伝わってきた。

そしてついにクルージング。

船では前の右側が氷河を見る時にオススメの場所らしい。

※船と絶景

船がどんどん氷河に近づいていくと、予想の3倍くらいのデカさの氷の壁に圧倒された。

※ペリトモレノ氷河

なんて壮大さなんだろう。。。

数々の絶景を見てきて不感症になっていた僕が久しぶりに感動した。

船の上は突風や軽い雪が降っていて凍るように寒かった。

クルージングの次は展望台へ。

展望台からは、氷河を上から眺める事ができて、また違った表情を見る事ができた。

時々、氷河が崩れ、花火の音のようなゴゴゴー!!という音が聞こえる。それとともに、周りにいる観光客が黄色い歓声を上げていた。

※展望台より

展望台では2時間くらい自由時間があって、ゆっくりとできたし楽しかった。

ペリトモレノ氷河は他の観光地と違って、なかなか見慣れることはなかった。それくらい壮大だった。

この日も帰ってからピザを食べ、晩ご飯用にフルーツを買った。

明日、フィッツロイの麓の町に行くバスチケットも購入した。

2019.08.30

AM7:20頃にバンがピックアップに来てバス停へ移動。

8時発のバスに乗ってフィッツロイの麓の町であるエルチャルテンへ向かった。お昼頃に到着。

宿(rancho grande)にチェックインすると、店員さんの対応が凄く良くて気に入った。宿でご飯を食べれるし、宿泊者なら10パーセントオフ。

さらに、宿代も1泊1,500円くらいだけど、クレジットカード払いなら1,000円くらいまで値引きしてくれる。

歩いて色々な所に行けるみたいだし、明日から観光楽しみだ。

フィッツロイやセロトーレは入山料が無料で、トレッキングは0円でできるので驚きだ。

2019.08.31

AM8:30頃に宿で朝食を食べてからセロトーレに向かってトレッキングを開始した。

スタート地点を間違えたり、途中で道を間違えて雪山を登ったり降りたりしたが、片道9キロの山道を歩いた。

スタートしてすぐにセロトーレとフィッツロイ、その他の雪山も見えた。

※道中

草原や雪山は壮大かつのどかでリラックスできた。ただ、突風は寒った。笑

13時頃、セロトーレの近くの湖に到着!

湖は凍っていたが、それはそれで白く美しくカッコよかった。

※セロトーレ 湖

朝、店がやってなくて水も食料もなかったから腹ペコだった。

次、フィッツロイへ行くときは買っていこうと思う。

帰り道で少し川の水を飲んだ。宿の店員さんが綺麗だから飲めると言っていたので。確かに美味しかった。

往復で18キロだし、色々とあったから20キロ近くあったと思うから、今回のトレッキングは大変だった。

でも、セロトーレは今まで見てきた山の中で1番カッコ良かった。

ダントツでカッコよかった。

※セロトーレトレッキングにて

※エルチャルテンの街並み

帰ったときにはもう日が暮れていて、お腹空きすぎてクッキーやらコーラやら買って食べて、またすぐ夜ご飯を食べた。

かなり疲れたが、パタゴニアは旅の終わりにふさわしい場所だなあと実感した日だった。

2019.09.01

午前は動画編集、午後は最近ハマった東京グールを見ていた。

相方は相当疲れたらしく1日中寝ていた。

ついに9月かあ、と帰国が近い事を実感した。

2019.09.02

1日アニメを見てた。

これだけ贅沢な時間の使い方は日本ではできないなと思った。

2019.09.03

AM8時に起き、朝食を済ませてからフィッツロイのトレッキングをスタート。

セロトーレは片道9キロあったけど、フィッツロイは4キロだ。

さらに道もそれなりに歩きやすかったので楽だった。

湖は凍っていた。歩いている途中の景色は綺麗な山々と壮大な盆地を流れる川が綺麗で、道は雪や氷、泥とヴァリエーション豊だった。笑

※道中

フィッツロイはカッコイイ。

ゆっくりと眺めながら考え事をしていた。

※フィッツロイ

※湖は凍っていた

※遠目にペリトモレノ氷河も見えた

この日の夜、ワインを開けて、相方とお互いの夢や価値観を共有したり、旅を振り返ったりした。

明日から観光の予定はない。もう帰るだけだ。。。

2019.09.04

AM8時発のバスに乗り、エルカラファテへ。

※エルチャルテンの街

エルカラファテに到着後は、前泊まっていた宿と同じ所へ。

今日がゲストハウス生活ラストだと思うと不思議な感じだ。

2019.09.05

タクシーに乗り、エルカラファテの空港へ。無事にチェックインして、ブエノスアイレス飛んだ。

ブエノスアイレスに着いてからは、国内線の空港から国際線の空港へタクシーで移動。

タクシー運転手が車内でタバコ吸うわ、運転荒くて酔いそうになるわ、最後にぼったくられて散々だったけど、こういうのも最後かなと思った。笑

そして、ブエノスアイレスからチリのサンティアゴへ。

飛行機は1時間程遅れて出発した。約1時間半程のフライトだった。

2019.09.06

深夜の0時20分発のニュージーランドオークランド行に乗った。

空港でマックを食べ、残りのお金を消費したら搭乗時間ギリギリになった。

13時間の長時間フライトになる。

機内では結構寝れたけど、流石に移動続きの疲れが溜まってきて大変だった。機内食が2回出た。やったー。笑

2019.09.07

全然6日を過ごした感覚がない。

時差の関係でオークランドに着いた時にはもうAM5:30だった。

機内で読んでいた偉人の本で、価値観や思想の違いについて最近悩んでいたけど、少し答えが出たのでメモしようと思う。

フロイトが弟子のアドラーと考えが合わずに喧嘩違いしても、後にどちらも世界的に有名な人になったし、与謝野晶子やオードリーヘップバーンはその時代の当たり前に流されず、自分の考えを持って生きた。

偉人に共通するのは、自分の意見を持ち、自分の道を信じて向き合っている点だと思った。

価値観や思想が違っても、大切なのはその人が自分と向き合っているかどうかで、対立する必要はない。

少し自分の多様性が増したかなと思った。

あと、良いなぁと思ったのはサルバドール・ダリの生き方で、元々気弱で真面目だったダリは天才を演じるために、変わった事をし続けていた。

天才を演じていれば天才になれる。そんな生き方は少しヒントをくれた。

AM11:45発のソウル行はまた長時間フライトだ。

空港待機と移動が続き疲れがたまる。

ただ、いつもと違うのは最終目的地が日本だということ。いつもよりも、少し疲れがたまりにくい気がした。

約12時間程のフライトだった。

流石に飛行機に乗る時間が長すぎて疲れがヤバかった。。。笑

2019.09.08

ついに日本に帰る日付を迎えた。

仁川空港のロッテリアでハンバーガーを食べ、地べたに座って朝を待った。

Wi-Fiが強かったのでアニメやYouTubeが見れて割と充実してた。

朝、チェックインを済ませてから韓国料理を食べた。

※韓国料理

辛くて美味しかった。料理が一瞬で出てきて、今までいた地域とのレベルの差を感じて一瞬ビックリした。笑

ゲートに入り、飛行機を待った。日本行の飛行機は30分くらい遅れて出発した。

機内で、この1年の写真を見返したり、思い出したりしていた。

※機内より

沢山の価値観や文化に触れ、知らなかった自分を知れた旅だった。

思い返すと不思議と短かった気もしてくる。

機内は日本人の観光客が沢山いて、あぁ、日本に帰るんだなと思った。

日本列島が見えてくると、世界一周を達成できる喜びで清々しかった。

そして、色んな国を訪れる時と同じ様に、これから僕は日本という国で勝負していくんだなと感じた。

ゲートを出る時、風貌のせいか「麻薬類や武器類はありませんか?」と厳重な荷物チェックを受けた。笑

そして、ゲートを出ると、地元の友達が待っていてくれた。

※セントレアにて

セントレアまでわざわざ迎えに来てくれて本当にありがたかった。

夕ご飯でみんなでお寿司を食べたが、めちゃくちゃ美味しかった。

日本に着くと、ついさっきまで海外にいた事が嘘のように直ぐに慣れていく自分がいて、久しぶりの実家でもソワソワしていた。笑

次のブログで、この旅のまとめとして、感じた事とか書こうと思う。

1年間ありがとうございました。

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